ブログ
Blog
部下のモチベーションを上げる「本当の鍵」
メンタルヘルスマネジメント

部下のモチベーションを上げる「本当の鍵」は、感謝の前の「SOS」にある
「部下のモチベーションをどう上げればいいのか?」 これは、多くの管理職が長年抱え続けているテーマではないでしょうか。
数年前、ある企業でモチベーションアップの講座を依頼された際、私はあえて「教える」のではなく、参加者に「何がモチベーションになるのか」を話し合ってもらいました。
その時、全グループから共通して出た答えは、意外にもシンプルなものでした。 それは、「人から『ありがとう』と感謝されること」。
これを受けて、現場では「互いに感謝を伝え合おう」「良いところを見つけて声をかけよう」という具体的な取り組みが始まりました。しかし、結果はどうだったか。
残念ながら、しばらくすると活動はトーンダウンし、定着することはありませんでした。
なぜ「感謝の仕組み」はうまくいかないのか?
「感謝が大切」なのは間違いありません。しかし、形だけの「ありがとう」を増やそうとしても、どこか義務的になり、心からのエネルギーには繋がらないのです。
では、どうすれば自発的なモチベーションが生まれるのか? その答えが、ようやく見えてきました。
心からの感謝が生まれる瞬間。それは、誰かが「不安のSOS」を素直に言葉にした時です。
「感情の言語化」がチームを動かす
「今、ここが不安です」「実はこうなるのが怖いんです」 このように、自分の内側にある不安を「現在形」で言語化し、相手に伝えること。
このSOSを受け取った周囲がサポートに回り、課題が解決した時、そこには「助かった、本当にありがとう」という純度の高い感謝が自然発生します。
助けられた側は安心し、助けた側は「自分の存在が役に立った」という確かな手応えを感じる。この循環こそが、外から与えられるのではない、内側から湧き上がるモチベーションの源泉だったのです。
モチベーションアップの新しい方程式
これからのマネジメントに必要なのは、ポジティブな言葉を強制することではありません。
-
「今」感じている不安を、感情のまま言語化して伝え合える環境を作ること。
-
SOSを出し合うコミュニケーションを推奨すること。
一見、モチベーションとは逆にあるように見える「弱音(SOS)」を共有することこそが、実はチームに真の活力を生む最短ルートなのかもしれません。
あなたのチームでは、今日、誰かが小さなSOSを出せていますか?
【管理職・リーダー向け】実践・メンタルマネジメント研修のご案内
「理屈はわかったけれど、現場でどうやってSOSを引き出せばいいのか?」「感情を言語化する具体的な方法は?」
そんな疑問をお持ちの企業様・管理職の皆様へ、心理学の専門的知見と現場での実践に基づいた研修プログラムを提供しています。
-
モチベーションを「自発的」に引き出すコミュニケーション術
-
「不安のSOS」をチームの活力に変える組織づくり
-
感情を「センサー」として使いこなす言語化トレーニング
単なる理論の学習ではなく、ワークを通じて「その日から現場で使える」スキルを習得していただきます。
これまで多くの企業でパワハラ防止やモチベーション向上のセミナーを担当してきました。
貴社の課題に合わせた内容をプランニングいたします。
お問い合わせ・詳細はこちら
TEL.