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ハラスメントを受けないようにするためには①~動画販売中~
ハラスメント
ハラスメント(Harassment)とは
ハラスメント(Harassment)という言葉には、「苦しめる」「悩ませること」「いじめ」「嫌がらせ」という意味があります。
たとえ無意識でも、相手が不快な感情を抱けばハラスメントは成立します。
「相手のためと思っての指導のつもりだった」「そんなつもりなんてなかった」「それはただ親しみを込めてイジっていただけだ」などという言い訳は通用しません。
ハラスメントを行わないようにするためには、どうしたら良いかについては、日頃研修などを行って対策をされおられるところでしょう
しかし、受けないようにするために予防することで未然に防ぐことや身を守ることもできます
ハラスメントによって、心身ともにダメージを受けないよう、自分にできることを考えていきましょう
ハラスメントを受けないためにやっておきたいこと
1、不快な気持ちを感じたら、早い段階で「やめてほしい」という気持ちを伝えておく
ハラスメントを行っている方は、されている側の不快な気持ちに全く気付いていない場合があります。
こちらが何も言わないことで、「このくらい大丈夫だろう」と思ったり、セクシャルハラスメントの場合は、「もしかしたら相手も好意を持っているのではないか」と勘違いしている場合もあります。
本当は「何も言わない」のではなく、「何も言えない」ということが起きているのにも関わらず、残念なことに、それに気づかないということです。言える場合はできるだけ早い段階で、「言わないで欲しい」「やめて下さい」を伝えましょう。
立場の違いなどで不利益を被るのではないかと思ったり、後でもっと嫌なことが起きるのではないかという恐怖心から拒否の意思が伝えられない場合は、早めに他の誰かに相談をしましょう。
2、いざという時に、誰かに相談ができるように、職場で相談に乗ってもらえるための人間関係を築いておく
上記のように拒否の意思を言えない場合は、相談しやすい職場の誰かに相談することで早めに対応してもらえることができます。そのためには、日頃から職場の人との人間関係を構築しておくことが必要です。コミュニケーションをとっておき、ハラスメントが起きたときにすぐに相談できるような関係を構築しておくと安心です。
3、上司など、会社に自分の健康状態や、育児・介護の状況を伝え、知ってもらっておく
自分の介護や育児の状況や、心身の健康状態を上司や周囲へ伝えておきましょう。日頃から相談をしておくことで、状況を理解してもらいやすくなります。
4、普段から上司や先輩とのコミュニケーションを心がける
普段から会話(コミュニケーション)をすることで、相手のことを知ることが出来ます。相手のことを知るということは、何が得意で何が苦手なのかなど正しく理解することに繋がります。そうすると、不当に怒りをぶつけられることも軽減できます。
また、正しく相手を理解することでコミュニケーションのズレを少なくできるので、人間関係もうまくいきます。
さらに、普段から、仕事の量やコントロール感などの負担度合いを上司に伝えることで、過重な労働を避けることが出来ます
次回は、『もしもハラスメントを受けた場合』にどのようにしたらよいかについてお伝えします
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