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集団分析(ストレスチェック)の重要性

集団分析(ストレスチェック)の重要性

集団分析とは?

ストレスチェックの実施者は、労働者本人のセルフケアを進めるとともに、職場環境の改善に取り組むことが重要です。そのために、個人のストレスチェック結果を集団ごとに集計・分析し、職場ごとのストレスの状況を把握する必要があります。それが集団分析です。

ストレスチェックの結果を職場や部署単位で集計・分析することにより、職場の健康リスクの原因が明らかになります。そして、職場の健康リスクが高い場合には、集団分析の結果をもとに、職場環境等の改善を行っていくことができます。

※ストレスチェック制度導入ガイド:厚生労働省

個人のストレスと、職場環境との関係

個人が安心して健康な状態で働くためには、職場の環境の状態はとても大事です。

メンタルヘルス不調の要因には、仕事上のストレス要因の他にも、個人のストレス要因(性格・価値観・考え方)、仕事以外のストレス要因(家族・友人関係、借金、家庭の問題、子育てや介護)など様々な原因が考えられますが、今回は、仕事上のストレス要因について詳しくみていきましょう。

仕事上のストレス要因とは

【仕事の量や質的負担感】

仕事の量は時間内に処理しきれている量かどうか、また、常にかなりの集中を必要としていないかどうかについて

【仕事のコントロール感】

必要な時に自分で仕事の順番ややり方を決めたりなど、自分のペースで仕事ができているかどうか

【仕事上の身体的負担】

休憩をとっても体力的に過度に影響があったり、身体の故障の原因になったりするほど負担があるかどうか

【職場の人間関係】

必要な時に上司や同僚からの援助を受けることができると感じているかどうか

また、そもそも上司、または同僚などがおらず、相談できず困っていないかどうか

【技能の活用的制度】

自分の能力が生かされていると感じているかどうか

また、自分の能力以上、または極端に低い仕事を任せられえており負担を感じていないかどうか

【働きがい】

働き甲斐を感じているかどうか、など

ストレスを緩和する緩衝要因とは

一方で、ストレス緩和の要因も職場にはあり、その機能が十分だとストレスに強い職場と言えます。

職場のストレスの緩衝要因には、職場の上司や同僚からのサポートと、家族からのサポートがあります。ご本人が、上記のような負担感を感じていたとしても、職場の上司や同僚、家族などのサポートによって、その負担感を和らげることができます。

例えば、上司への報連相を安心して行えるような職場であれば、ストレスを感じることも少ないでしょうし、もしも何か問題を抱えていたとしても、早期発見ができます。そういった職場の機能が十分だと、ストレスに強い職場だといえます。

つまり、職場の環境は一人一人の心の健康に随分影響しているということなのです。

厚生労働省の資料より

また、家族のサポートとは、家庭で職場の疲れを癒すとことができたり、家族で家事の分担をすることで家庭での負担を減らしたりすることなどです。家庭でますますストレスを感じてしまうようだと、職場でのストレスによる症状が更に悪化するということになりかねません。

職場においても家庭においても、心身ともにサポートがある環境ということが大事だと言えますね

ストレスチェックでは従業員が働く小集団(課や部署、男女等)について、現在どのような状態なのか分析することができるようになっています。

その集団の状態を知ることによって、職場環境に何らかの問題があった場合に、その原因を早期に発見し対処することができます。

ストレスチェックは心疾患への予防だけでなく、安心して働くための職場環境改善の役にも立つということなのです。

※集団規模が 10 人未満の場合は、個人特定されるおそれがあるので、全員の同意がない限り、結果の提供を受けてはいけません。原則 10 人以上の集団を集計の対象としています(厚生労働省:ストレ スチェック制度
導入マニュアルより)

ラ・ラポートEAPでの集団リスク分析

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社では、結果に基づいて有資格者の心理士(公認心理師、臨床心理士、産業カウンセラー)が丁寧に分析し、今後のリスク対策など詳しくお伝えしています

実際に、ストレスチェックの集団分析の結果から職場環境改善を行った事例を紹介します

【事業所A】

  • 結果を各部署に報告。次年度は上席の声かけや配慮により、2020年度は健康リスク約15%減少

【事業所B】

  • 結果をもとに各部署ごとに研修を行う。その結果、部署によっては職場の環境改善が行われ、全体の7割の部署で健康リスクが減少

ラ・ラポートEAPのストレスチェック集団分析では、その後の研修や職場の環境調節へのアドバイスなど行っております

お問合せはこちら→https://laraport.jp/contact/